エーパイラー工法による鋼矢板打ち込み

今日は現場で「エーパイラー工法」を用いた鋼矢板の打ち込み作業が行われました。

エーパイラー工法は、油圧で鋼矢板を地中に圧入していく工法で、従来の打撃式に比べて振動や騒音が少なく、周辺環境に配慮できるのが特徴です。住宅や建物が近い現場でも安心して施工できるため、近年多く採用されています。

写真のように大型の重機に専用の圧入機を取り付け、鋼矢板を一枚ずつ確実に地中へと沈めていきます。矢板を連続して打ち込むことで土砂の崩壊を防ぎ、擁壁工事や基礎工事を安全に進めるための土留め壁が完成します。

炎天下での作業でしたが、チームワーク良く予定通りに進みました。これで次のステップである擁壁施工に向けての準備が整いました。